2017年3月4日土曜日

YAMAHA NS-690 修理

この前、HOで購入したジャンクのNS-690
この修理が終わりました。
今回は、ウーハーの固着・・・・断線でした。
今回、初めてウーハーの断線修理を行いました、これは大変な仕事ですね!そもそもの原因は、ウーハーのマグネット剥離でボイスコイルと磁極はタッチしてしまい固着。さらに、そのタイミングでこうるボビンが、一部破壊!そして断線!
という経過と思います。
ということで、今回はマグネットの固着修理、コイル断線修理、ボビン補強

ダンパーをカットしての作業となりました。かなりハードルが高いです。
ダンパー外には、シンナーで接着剤を緩めてカッターでうまく切り抜くことが必要です。
なかなか緊張します。


コーンを外しました、
コイルは、銅エッジワイヅ巻、このためこの部分の断線は考えられないということで、断線個所は、ボビンのしわの寄っている部分と容易に推定できる。

真ん中の部分です、切れていますのでこの部分のエナメルを削ってハンダを載せ断線修理完了。
ボビンの補強!しわの部分の強度が落ちておりますので、補修を行います。
この時は、マグネットのセンターピースにテープを巻いて、径を調整し、さらに、接着剤がつかないように最後にクラフトテープを巻き、ボイスコイルの内側に少しきついくらいに挿入します。
そのあとエポキシをシンナー緩めて刷毛で塗っていきます。(100均のエポキシがいい、これは、乾くとカチカチになるので、つごうがいい)乾くとボビンは、カチカチ・ビンビンになります。
それからゆっくりとセンターピースを抜き取ります。

ボイスコとイルセンタリング
ヨークとコイルの間に厚紙(はがきがよい!)をはさみダンパーとエッジをボンドG17で接着します。
2点で支持されますので、センタリングは、狂いません。


マグネット接着、フライスのXYでセンタリング、接着
この場合の接着剤は、エポキシの24時間硬化型。
冬は、2-3日置いたほうがいい。


完成です、エンクロージャーにセットします。





これでNS-690と、我が690の比較視聴ができます。
比べて、我が690は、NS-690を超えたかも!

まあ!自己満足ですがね!

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