2012年11月6日火曜日

LTSpiceで、USB Audio:カップリングコンデンサー・シュミレーション

先の投稿でカップリングコンデンサーは、0.47μ・・・・・・・と書きましたが
これを簡単にシュミレーションしてみます。
これは、リニアテクノロジーのLTSpiceを使います。(ただのSpiceシュミレーターです)最近本も出てますから便利です。
これでこれを実証できます。
Planexで 負荷:一般的OPアンプの負荷1MΩとした場合
約1Hzからのハイパス特性です。
人は20Hz以下は聞こえませんので十分です。

カップリングコンデンサー200μF






2-3Hzのハイパス特性
上とさほど変わりません。
0.47でも十分すぎます。
カップリングコンデンサー0.47μF
また入力インピーダンスを50KΩとすると、2μFで10Hz程度です。
デジタルアンプTa2020は反転増幅で15kΩの入力抵抗があるので5μもしくはそれ以上必要ですね




また市販のAud
ioAMPは、FET 入力であり入力インピーダンスが1MΩであるが、一般的インピーダンスに合わせるためにインプットに50K程度の抵抗で約50kΩとしている。このため最低は20Hz以上とするには1μFは最低必要。







さらに直接ClassD\のパワーアンプを付ける、TA2020を想定。これは反転増幅回路としているので入力には、20KΩの抵抗がシリーズに入るので入力インピーダンスは20kΩとなるので、最低は2.2μFは最低必要。


Planexで 負荷:イヤホン負荷50Ωとした場合
50Hzからのハイパス特性
不十分ですイヤホンによっては低音が出ません。
大きい値が必要

カップリングコンデンサー200μF
 10kHzからのハイパス特性:
お話になりません電話より悪いです。


カップリングコンデンサー0.47μF







このようにシュミレーションで50Ωのイヤホンでも(最近はさらに低いインピーダンスイヤホンがあるので)カップリングコンデンサーは、より大きな値が必要

アンプを負荷にする場合は、0.47-2.2で十分、220μなんてはいらない。特に電解コンデンサーは、音を悪くする要因といわれます。また電解コンデンサーのブランドを変えて好みの音になどということも考えられますがね(*^^)v
OSコン・Muse・BlakGate・台湾製・韓国製・中国製
これらを聴き比べら面白いかもしれませんね(*^^)v

でも王道は、ここに良質のフィルムコンデンサーを使う事と思います。理想は、空気・真空コンデンサーでしょうが!?不可能ですがね!!!!

困難ことを簡単にシュミレーションできるLTSpiceは素晴らしい。

0 件のコメント:

コメントを投稿